フレームワークハァハァ

最近、~フレームワークという題名の本が増えたように思う。

僕は立ち読みも含め随分その手の本は読んだ、と思う。7S、SWOT、マーケティングの4P、3C云々云々。

自販機のように、フレームワークに情報を突っ込めば自動的に戦略が導き出せる、と期待していたのかも知れない。

恐らく、同じく答えを求めて本を手に取る人が多いのだろうと思う。

しかし、フレームワークを使えば自動的に、ビジネス上の戦略や方針が導きだされる訳ではない。

情報をMECE切り分ける思考ツール以上でも以下でもない。課題を抽出するために、現状を漏れなくダブりなく分け、事象の裏にある原因を探り出すツールである。

フレームワーク本も結構怪しい。

例えば、実際の事例を用いてこれはSWOTのSO戦略だとか書いてある本があるが、SWOTを説明するだけ当事例を使用しているだけで、当企業が当戦略を策定するに当たってSWOTを活用したかは一切不明である。

フレームワークは極めて抽象的である。SWOTは4事象しかない。後付けで何でも当てはめることができるのだ。

戦略策定の演習を毎週のように行なっているが、問題の本質や抜本的な解決策を導き出せるビジネスパーソンはごく一部だ。多くの方は、ツールとしてフレームワークを使うのがせいっぱいで、課題は経験やカンで設定し、一貫性が無かったり、綺麗に整理されているが、中身が無かったりする。

小学生で習う5W1Hも立派なフレームワークだ。

それよりも、考え方としてMECEや現状とあるべき姿のギャップが問題であるとの基本的なことがより重要だ。

特に、漏れなく・ダブりなく”分ける”ことは論理的思考、分析に極めて重要だ。

例えば、客数が減っていると言われても、新しいお客が来ないのか、既存客が来なくなったのか、で全く対策は異なる。折り込みチラシをやりましょうなんていったら大変だ。

SWOTでクロスSWOTなんてものがあるが、クロスすることによって、戦略が出るなんて、極めて怠惰な姿勢だ。そんなもので導きだされた戦略で人が動くだろうか。そんなことよりどの様に現状分析と明確な目標から問題を定義するかの方がより重要だ。

フレームワークはツールである。
ツールに囚われてはならない。

コメント

  1. Jessyca より:

    Shoot, so that’s that one suppsseo.